特定口座における取得価額の計算方法は、同一銘柄を複数回買付けた場合と同一日に同銘柄の売買両方の取引があった場合では、異なります。
詳しくは、以下をご確認ください。

▼同一銘柄を複数回買付けた場合
▼同一日に同銘柄の売買両方の取引があった場合 「総平均法」に準ずる方法により取得価額の計算を行います。
そのため、お客様が想定する譲渡損益および取得単価とならない場合があります。

参考例（※）
※ 実際の取得価額は、取引手数料を考慮して計算されます。

	単価	数量	単価×数量
当日1回目の買付	600円	1,000株	600,000円
当日2回目の買付	800円	1,000株	800,000円

取得価額の計算
（（600円×1,000株）+（800円×1,000株））÷2,000株＝700円
  特定口座の制度上、「売却」が先にあったとしても、まず「買付」約定分をもとに取得価額が再計算されます。
再計算された取得価額に基づいて「売却」約定分の損益が計算されます。
そのため、お客様が想定する譲渡損益および取得単価とならない場合があります。

参考例（※）
※ 実際の取得価額は、取引手数料を考慮して計算されます。

	単価	数量	単価×数量
前日保有残高	700円	2,000株	1,400,000円
当日1回目の取引約定（売却）	900円	2,000株	1,800,000円
当日2回目の取引約定（買付）	800円	2,000株	1,600,000円

取得価額の計算
（（700円×2,000株）+（800円×2,000株））÷4,000株＝750円
取得価額の計算
（900円×2,000株）-（750円×2,000株）＝30万円の益